「三島の民話・伝説・唄」に関する記事

三島の民話 瓜姫

瓜姫 あるところにじー様とばー様がいだど。子どもが出来なくて寂しく暮らしていだど。じー様は山さ木切り、ばー様は川さいっつ …

三島の民話 笛吹き兄弟

笛吹き兄弟 むかし昔なぁ、笛を吹くのがとっても上手な兄弟がいたそうだ。兄弟は病気で死んだそうだ。両親は悲しくて毎晩泣いて …

三島の民話 ぜに長者

ぜに長者 三島町西隆寺のうら山のふもとに樹齢五百年もする高野槙が一本ある。下枝はこんもり繁って、ふくろうとむささびの丁度 …

三島の民話 おすずの壇

おすずの壇 むかしのこと、高倉の宮以仁王を奉じ源三位頼政は宇治の川原で兵を挙げて平家にかみついた。ひとたまりもなく負けて …

三島の民話 みそう台

みそう台 滝谷小字に自滝原ちゅう処あんだ。今、そこは水田が三町歩ばかりで廻りに畑地があって、大昔の人が住んでただべぇ。そ …

三島の民話 猿婿入

猿婿入 昔むかし、あったど。八人娘持った爺さまだったが、誰も手伝ってくんにぇがら、毎日毎日、ひとんじぇ田作りしったど。 …

三島の民話 利口な嫁

利口な嫁 むがぁしむがしなぁ。あるところに、とでも頑固で昔人なもんで、口やがましくて、手にかねぇおばんちゃいたど。ほんに …