滝谷地区探検!
三島小学校3年生が各地区の方を先生に地区内を歩いて色々なことを学ぶ「地区探検」。
今回は、滝谷地区を目黒民一さんに案内いただきました。
まずはみんなで民一さんにご挨拶。
最初に巌谷城というお城があったと云われる下館山を仰ぎ見つつ、戦国末期、当時、この地を領地としていた山之内氏について説明。
滝谷・山之内氏の初代となる俊政については紙に大きく字を書いて、丁寧に解説。子ども達も民一さんのお話を聞き逃すまいと真剣にメモをとっていました。
次に訪ねたのは滝谷地区の集会所。
その前の広場には、フタをかぶせた穴があると民一さん。さて、何に使われたかと子どもたちに考えてもらいつつ、「実は…」と説明をはじめます。
この穴、毎年小正月(1月15日)にサイノカミのご神木を立てる際、倒れることのないよう、わざわざこしらえたモノ。実際の滝谷地区のサイノカミ立てはこのような感じです。
その後、滝谷地区の鎮守であり、数十年前にこの場所に遷したという諏訪神社にお参りし、いざ山登り!
民一さんからこの山には三十三観音が祀られていると聞き、子どもたちは観音様が本当に三十三体あるかを数えながら登ります。
山登りは傾斜が急だったので、休憩をとったあと、あらためて出発。
今度は滝谷の集落を一望できる小舘山へ!戦国時代にはこの小舘山には狼煙台があり、煙で急な報せを告げたとの伝承も残っているそうです。滝谷を一望しながら、最初にみた巖谷城や三十三観音のある山を再確認。あの山を登ったんだと、感慨深げな子どももいました。
これにて滝谷探検は終了。民一さんにみんなで御礼を云って、バスへ乗りこみ小学校に。
目黒民一さん、ありがとうございました。