三島小でギフチョウの羽化観察会(町民記者通信)
三島小でギフチョウの羽化観察会
4月24日、三島小学校でギフチョウの珍しい羽化の観察会が開かれました。日本特産で、桜やカタクリの咲く季節にだけ姿を現す美しいチョウの姿を、ぜひ児童全員に見せたいという校長先生や佐藤方信先生のはからいで、飼育しているギフチョウの蛹の羽化観察会を催すことができました。
この日は日差しが強く、観察地の庭に準備された羽化ポットに越冬蛹を並べると、間もなく羽化が始まり、子どもたちの歓声が一斉に上がりました。その中には羽化の出来ない蛹や、羽が十分に伸びないギフチョウもいましたが、子どもたちは初めて見るチョウの美しさにうっとりした様子でした。「ギフチョウはカラフルなのに蛹はどうして黒いの」や「羽が伸びない原因はどうして」など、するどい質問をする児童もいて、他の児童たちも回答に熱心に聞き入るなど充実した時間を過ごしたようでした。
文・写真 角田 伊一さん(川井)