秋倭様・金比羅様(中丸山)
<秋倭様>
佐久間某家の裏道より登り、途中左側に入って約30メートルほどの場所に石祠がある。村人は「秋倭(アキワ)様」と呼び、近代に入ってからは養蚕の神様として初午に繭の形をしただんごをつくり参拝した。祠側面に「安政二年卯四月」(1855)とある。佐久間某家の祖先である佐久間庄次兵衛が建立。
<金毘羅様>
秋葉(中丸山)の右側に祠が建っている。祠側面に「文政九年三月十日 世話人徳右エ門」(1826)とある。道中安全の神とされ、特に水上安全を祈願する神として尊ばれた。
<奥会津書房『三島町散歩』、早戸地区『神々の道』パンフレットより>