木造聖観音菩薩座像


木造聖観音菩薩座像(HP)_R町指定有形文化財(美術工芸)

大石田地区の観音堂、二重厨子のなかに納められた木造の聖観音菩薩坐像。像高30㎝の小像ですが、気品と憂愁をたたえた御顔、流れるような衣文の美しい仏像です。伝承によれば天文21年(1552)、西方鴫ヶ城主山ノ内信重が御坂山大高寺を焼亡させた滅罪のため、この像を造り堂宇を建立したと伝えられています。