サルとカエルの餅争い あったどー。 おらほうは毎どし、毎どし、山の神講つうのやんのな。村中の達ぇが集まって、餅ついで …
観音様の御利益 塔寺の立ち木観音堂に下がっている「鰐口」には、珍しい伝説があんのなっし。 昔、大沼郡西方村名人( 今 …
諏訪一族と殿様 むかしむかし、この地方にえらーい殿様やったそうだぁ。村の達ぇのごどいっつも考えでくっちぇ、作の悪い年には …
姥捨て山 むかしあるどごろに、姥捨て山つぅ山あったどぉ。とごろの殿様が、年寄りは汚くてみぐせぇ、山サ捨てろつぅわ げよ。 …
グズとカメ あったどぉ。グズとカメつう、つっとばかし、たんにぇがな居だど。しかも、隣あぁせに暮らしてだど。んじゃがら、い …
いぬむかし 遠い遠いむがしのこどだなぁ。 じいさんとばあさんと利口な犬がいだっけど。いっつもどごさ行ぐにも、利口な犬は、 …
番者坂の名判官 この話は、故 山内為之輔氏の記述書によるものです。 西方部落の北端、柿平の先に狭い谷にかけられた橋がある …
五月の節句の話 むかしなぁ 山奥に、たんだ一軒家あってな、とっつぁま居だだ。 「この山奥では不自由だぁ。かが(嫁)欲し …
猿むこ入り むかし あったど~ こんな山ん中さ三人の娘もったじいさんいだど 千刈り田つぅ でっか~い田もってらってなぁ、 …
ほめことば 今日は目出度い祝いの日 めでたづくしでほめましょう まずはきたの家 旦那のそのたいは お客様に御馳走たくさん …