花さかじいさん 昔あるところに良い爺さんと悪い爺さんがおったどぉ。良い爺さんは犬を一匹かっており、大変かわいがっており、 …
ツララの嫁こ 昔むかし あるところに独り者の兄さまあったど。 うんと寒い朝だったどぉ。軒先を見たら何本もつららが下がって …
数え唄 「ひとつ火鉢で」 一つ火鉢で焼いたもち 二つ福ふくふくれもち 三つ見事なきなこもち 四つよごれたあんこもち 五つ …
六地蔵様 昔むかし村外れにお爺さんとお婆さんがおったとサ。 お爺さんはとっても働き者。朝早くから夜遅くまで笠や蓑をつくっ …
小豆が赤いわけ むかし神様が作物の種を集めて相談したそうだ。春になって種をまくときに、土の厚さはどの位が良いとかみんなに …
かしゃ猫伝説 間方村に伝わる大昔かしゃ猫の伝説 一、二三四メートルの高い山、志津倉に化裟(かしゃ)が住み、雨を百日振らせ …
瓜姫 あるところにじー様とばー様がいだど。子どもが出来なくて寂しく暮らしていだど。じー様は山さ木切り、ばー様は川さいっつ …
笛吹き兄弟 むかし昔なぁ、笛を吹くのがとっても上手な兄弟がいたそうだ。兄弟は病気で死んだそうだ。両親は悲しくて毎晩泣いて …
下駄のばけもの 昔むが~し、あるところにじい様とばあ様おらったどぉ。二人は、めんこぉい孫娘育てらったどぉ。したがなぁ、困 …
ぜに長者 三島町西隆寺のうら山のふもとに樹齢五百年もする高野槙が一本ある。下枝はこんもり繁って、ふくろうとむささびの丁度 …