三島町散歩

町の文化財・名所・旧跡などを紹介しています。皆様からの情報もお待ちしています。

三島の民話 おすずの壇

おすずの壇 むかしのこと、高倉の宮以仁王を奉じ源三位頼政は宇治の川原で兵を挙げて平家にかみついた。ひとたまりもなく負けて …

三島の民話 みそう台

みそう台 滝谷小字に自滝原ちゅう処あんだ。今、そこは水田が三町歩ばかりで廻りに畑地があって、大昔の人が住んでただべぇ。そ …

三島の民話 猿婿入

猿婿入 昔むかし、あったど。八人娘持った爺さまだったが、誰も手伝ってくんにぇがら、毎日毎日、ひとんじぇ田作りしったど。 …

三島の民話 利口な嫁

利口な嫁 むがぁしむがしなぁ。あるところに、とでも頑固で昔人なもんで、口やがましくて、手にかねぇおばんちゃいたど。ほんに …

三島の民話 鬼むかし

鬼むかし 昔むがぁし、八人娘もった爺さまやったど。とでも日照り続きで、爺さまの山田はとでも水かかんねぇで、ほとほと困って …

三島の民話 屁ったれ嫁

屁ったれ嫁 昔、あるどごろに、とでも屁ったれの娘がいでやったど。そんで、誰も嫁にもらい手がねぐていたが、まぁ縁があって優 …

三島の民話 笠地蔵

笠地蔵 むかしむかし、あるところに爺さんと婆さんが笠を作って毎日暮らしておったそうだ。 あるとき、 「婆さんや、笠もだい …