ぜに長者 三島町西隆寺のうら山のふもとに樹齢五百年もする高野槙が一本ある。下枝はこんもり繁って、ふくろうとむささびの丁度 …
おすずの壇 むかしのこと、高倉の宮以仁王を奉じ源三位頼政は宇治の川原で兵を挙げて平家にかみついた。ひとたまりもなく負けて …
猫のミイラ 今から三百三十年前のことでした。四国から来た旅僧が西方の破れ寺に住み着いた。 本堂の破れ屋根から月の光も雨 …
西方地区にある下館遺跡は中世の遺跡であり、この地を支配した西方山ノ内氏が居住した館跡ではないかと考えられています。出土 …
初午の日(2月最初の午の日)に行われる行事で三島町では桑原、大谷、西方の3地区で登録されています。大谷地区の鳥海で初午 …
サイノカミは歳神様をお祀りし、その年の厄払いとして五穀豊穣、無病息災、村中安全を祈願します。 三島町では1月15日に …
鳥追いは害鳥を追い払いたいという願いから小正月の1月14日に行われる行事です。三島町では桧原、滝谷、西方地区が指定され …
「虫送り」は、例年6月の第2土曜日に行われる行事で、かつてはサナブリに行っていた。 中学生の年長者が親方となり準備から …
石像「延命地蔵」は中田地区に安置されている。ただし、地蔵は1体ではなく完体の地蔵が2体あるほか、上半分の地蔵が1体、頭 …
西方地区では歴史的に焼き畑農業は一般的ではなかったが、食料事情の悪化した太平洋戦争前後から昭和30年ぐらいまで焼き畑が …