三島町散歩・早戸地区更新しました。
三島町散歩で今回更新しますのは早戸地区。開湯が宝亀年間(770~780)と伝えられる歴史ある早戸温泉「つるの湯」があることでも有名です。
また田畑の耕作のため、殺生した虫を供養する「虫供養」「塔婆立て」などと呼ばれる行事も毎年11月10日(かつては旧暦の10月10日)に行われており、県指定の無形民俗文化財にも指定されています。
今回の「三島町散歩」では早戸で「神々の道」と称される石碑・供養塔群を中心に紹介しています。
早戸はあまり大きくない集落ですが、30祠以上もの社祠が地区の人々に篤く信仰されており、今でも毎年6月20日には「神々の道刈り」の日とし、各家々で参道の道刈りを行っています。
近年、道も整備され、以前と比較すると参詣もしやすくなっていますので、神仏にお参りしてから「つるの湯」で汗を流す、といった散歩コースはいかがでしょうか。
なお、早戸地区の石碑・供養塔は数が多く、前後編にわけて更新いたします。