[体験]つなげて固める『漆の糸玉』キーホルダーづくり

11月9日(土)、『縄文の工房 荒屋敷遺跡展』の関連企画として、「つなげて固める『漆の糸玉』キーホルダーづくり」体験を実施しました。

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講師は、漆造形家のいらはらみつみさん。会津若松市や喜多方市などでも、自身の漆の作品展を開催されています。

今回のワークショップは、福島県大沼郡三島町の荒屋敷遺跡から発掘された“赤漆塗り糸玉(あかうるしぬりいとだま)”を再現してみようという企画です。
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まずは、いらはらさんより今回使う材料の説明から。
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はじめに、それぞれ紐を選び、紐に漆を塗っていきます。
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漆を塗り終わったら、紐を巻いて糸玉の形をつくっていき、容器に入れ乾かします。

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乾いたら、好きなキーホルダーの金具を選びつけたら出来上がりです!

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それぞれの糸玉が出来上がりました(^^)ほかにも青色の糸玉などもあり、縄文時代に作られていた“漆塗り糸玉”が楽しく再現できたのではないでしょうか??

いらはらみつみさん、体験していただいたみなさん、ありがとうございました!

《いらはらみつみ氏 略歴》
神奈川県鎌倉市育ち。東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了。漆造形家。漆の持つ、ものを固める力に着目し表現をおこなっている。現在作家活動の他、美術講師、金継き教室の主催など。

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