「滝谷風穴」の看板を設置しました(町民記者通信)
「滝谷風穴」の看板を設置しました
地区の北東に位置する下舘山周辺には数多くの風穴が存在します。(風穴とは天然の冷気が吹き出す洞穴や岩場のことを指します)
風穴の吹き出し口の気温は年間を通して5~ 6度以下の低温を保っています。明治から大正にかけて風穴は蚕種(蚕の卵)を冷蔵貯蔵する施設として利用されたことが農商務省農政局の記録にも残されています。(当時は風穴を利用して蚕の孵化時期を調整して回数を増やす技法が行われました。)
区長の目黒常廣さんは「風穴は地区の貴重な自然文化遺産であり、今後はこのクールスポットを計画的に利活用も含めた保存整備を図っていきたい」と話しています。
文・写真 町民記者 目黒 民一さん(滝谷)