川井松音寺のお日待ち(町民記者通信)
川井松音寺のお日待ち
1月8日、川井・大登地区で恒例のお日待ち行事が行われました。午前10時より大勢の壇信徒が松音寺で住職より大般若経の輪読をうけたあと、先祖を祀った位牌堂で香を焚き、住職の法話を聞きお札と護符をうけました。
今では宗教行事ですが、昔は新月の日の朝日をむかえる民間行事で、当元の家にあつまり風呂で身を清め、夜を徹して歓談し日の出を待って散会し、この日戴いた祈祷札を村境や辻に立て、各家の門口に貼り災難除けにする行事でした。
なお、この日は壇信徒による護持会の総会も兼ね、年間行事や役員の改選などもおこなわれています。
文・写真 町民記者 角田伊一さん(川井)