早戸地区で伝統ある虫供養(町民記者通信)

早戸地区で伝統ある虫供養

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11月10日、早戸地区で、この地に古くから伝わる虫供養が行なわれました。小雨の降る中、午後1時に当地区の一番外れから、佐久間弥一さんが一定のリズムで鐘をたたきながら歩き始めました。今年は、三島小学校の3~4年生12名も参加して一緒に歩きました。地区の反対側にある虫供養塔に到着すると、一人ひとりお参りしました。線香をあげて神妙な面持ちで手を合わせていました。お参りが終わると、早戸区長から全員にお護符が渡されました。鐘をたたいた佐久間弥一さんが、「最近は子どもの参加者が少なくなっていたけれども、今日は大勢来てもらって、昔に帰ったようだ」と話していたのが印象的でした。

文・写真 町民記者 五十嵐 信一さん(早戸)