滝谷お盆櫓踊り(町民記者通信)
滝谷お盆櫓踊り
滝谷地区の「お盆櫓踊り」は8月13 日に地区集会所前広場で行われました。お盆の13 日に行われるようになってから5回目となり、地区や帰省の人たちにも夏の風物詩としてすっかり定着した感じがします。今年も若者が中心となった実行委員会のメンバーは、7月の初めからお囃子と甚句唄や踊りの練習に励んできました。
宵闇が迫り、会場の櫓や提灯にも明りが入り、いよいよ櫓踊りのスタートです。待ちかねたように浴衣姿や法被に鉢巻をした子ども達が踊りだしました。毎年恒例となった地元婦人会による団体参加の仮装踊りは踊りの輪を盛り上げました。なかでも甚句の唄い手と篠笛を奏でる「地元五人娘」のコラボレーションはより一層櫓を引き立て、大きな歓声が上がりました。また、会場では消防班や有志の方による焼き鳥や生ビール他の出店も並び大賑わいでした。
櫓と踊りの輪の一体感、歓声と熱気のその中で、地元の人も、帰省の人達も一夜限りの盆踊りを満喫していました。
文・写真 目黒民一さん(滝谷)