サイノカミのオンペイ切り(町民記者通信)
サイノカミのオンペイ切り
2月10日、雪と火のまつりのメインイベント、サイノカミに供するオンペイ切りの作業が、滝谷・川井両地区の有志により川井集会所で実施されました。
午前9時に作業前の神事を行い、それぞれの伝統にもとづく素材と手法により手ぎわよく作業が進められました。
川井地区のボンボリ型の大オンペイは、全長20メートルの巨大サイノカミの頭部に飾られ、この日降臨して1年間町を守護する歳神様の依り代となります。この大オンペイを昼過ぎまでかけ仕上げました。
一方、滝谷地区は十字型の独特のサイノカミで、横軸の神柱がオンべとなるため、これに吊るす10mほどの荒縄に大量の紙垂れを織り込んだ横長のオンベを作り上げ、サイノカミ作りの会場に運びこみました。
文・写真 角田 伊一さん(川井)