川井松音寺の団子まき(町民記者通信)
川井松音寺の団子まき
2月15日、川井松音寺で涅槃会が行われ、大登・川井地区の檀信徒が多数参詣に訪れ、恒例の団子拾いに興じました。
この日は奇しくもお釈迦様のお亡くなりになった日と重なり、斎藤住職様の涅槃図の解説にも熱がこもり、善男善女は興味深く寺宝の掛け軸に眼を凝らしていました。
この日まかれた千袋の袋入り三色団子は、14日に両地区のお母さんたちが丸めたものです。涅槃会に拾い集めた団子はゆでなおして食べたり、1個ずつ巾着に入れて肌身離さず持参するとよろずの災難を除けると伝えられています。
文・写真 角田伊一さん(川井)