龍昌寺における曹洞宗布教会(町民記者通信)
龍昌寺における曹洞宗布教会
6月21日、名入地区中央に位置する龍昌寺において、曹洞宗21教区の布教会が行われました。この布教会は、21教区に属する19寺院が、持ち回りで毎年行っているもので、本年は龍昌寺にご住職8名、檀信徒約100名が参列し、厳粛に執り行われました。冒頭、川井地区松音寺の斎藤ご住職(龍昌寺も兼務)と、全てのご住職による般若心経の読経が行われた後、特派布教師、澤英俊老師(宮崎県児湯郡都農町・徳泉寺)の講話に移りました。始めに、東日本大震災被害者へのご冥福をお祈りした後、柔道全日本チャンピオン篠原選手との出会い、平成22年に宮崎県で発生した口蹄疫の辛く悲しい経験、松尾芭蕉の逸話、座禅とは等のお話をして頂きましたが、参列者の皆様は我が事のように真剣にお聞きになっておられました。布教会への参加を通じて、座禅を通して自分を律し、相手への思いやりを持つことが大切であると感じました。
次の龍昌寺における布教会は19年後になるそうです。
文・写真 五十嵐公男さん(名入)