今年も大勢の愛好者が来訪(町民記者通信)
今年も大勢の愛好者が来訪
三島町は稀蝶キマダラルリツバメの生息地として有名で、毎年全国各地からマニア、研究者、プロカメラマンなど大勢来訪されます。今年は春から異常気象が続き、例年より十日も早く発生しましたが、愛好者はその神秘的で美しい姿を撮影し、生態を観察するため6月初旬より7月中旬まで、およそ1ヶ月半にわたり大勢の方が来訪されました。
川井地区は蝶の数も多く、地区の有志が生息環境を整え、撮影しやすいように立木を伐採したり、観察会を開催するなどして来訪者に喜ばれておりますが、町指定の天然記念物を不法に採集されないよう指導し監視もしており、「梅雨の妖精」と言われる可憐な稀蝶の保護に努めております。
文・写真 角田伊一さん(川井)