滝谷「お盆櫓踊り」賑やかに(町民記者通信)
滝谷「お盆櫓踊り」賑やかに
地区の夏の一大イベントとして定着した「お盆櫓踊り」が今年も8月13日に地区集会所前広場で開かれました。お盆の時期には当地区においても人口が平常時の1.5倍にも膨れあがります。この櫓踊りは「大勢の人達が集って!みんなで楽しみ!地区に元気を取りもどそう!」をテーマに地区の若者たちが中心となり、6年前から始めました。
今年も7月初めからお囃子や甚句唄の練習をしてきました。
また、今年は地元企業の羽賀建設様より櫓御踊り用品の多大なご芳志をいただき、より一層熱を込めて練習等に励んでいました。
当日、墓参りが済み迎え火を焚く夕暮れ時になると、会場の櫓や提灯にも明りが入りました。やがて若衆達の掛け声や軽快な祭囃子の音色が響き渡ります。浴衣姿や法被に鉢巻をしたかわいい子どもたちが踊り始めました。今年も団体で参加の地元婦人会の皆さんは「美魔女軍団?」の仮装で踊りの輪を一層盛り上げていました。また会場では有志の方による焼き鳥や生ビール、くじ等の模擬店も並び大賑わいでした。
甚句唄と太鼓、鐘と篠笛が奏でる櫓の調べと踊りの輪の一体感、そしてその熱気と歓声が響きあう中で、地元の人も帰省の人たちも、ひと夜限りの櫓踊りを楽しんでいるようでした。
文・写真 目黒 民一さん(滝谷)