豊作を願い「鳥追い」の歌声が響く

　１月１４日、桧原地区の小正月の伝統行事「鳥追い」が午後７時より開催されました。例年にない雪の少ない好天に恵まれました。少子高齢化が加速している中、他地区の子ども、大人や観光客も参加され、また、矢澤町長や町職員の応援もあり、総勢６０名により盛大に実施されました。阿部政彦区長があいさつし先導され、昔から伝わる「鳥追い旗」を持ち、合唱しながら地区の上と下の境まで害鳥を追い払い、豊作を願いながら歩きました。鳥追い終了後、子ども達にはお菓子などが配られ、２００年以上前から続くとされる希少な行事を皆で継承し楽しみました。

文・写真　佐々木邦雄さん（桧原）