5月9日、古峰講(町民記者通信)

古峰講

地区を見守るように、三坂の中腹に古峰様の祠が奉られています。区長がお札と御神酒を背負って、一足先に参拝し、地区住民の方々を祠の前でお迎えしました。「昔は、お参りの後、手前の平らな場所にゴザを敷き、男衆の博打が始まった。という話も聞くぞ!それが楽しみだったようだな」と80過ぎおじいさんが懐かしむように語ってくれました。参拝が叶わない方は、林業センターに集合、下山した御神酒等を頂き、今年もコロナ禍を憂慮し歓談せずに、お護符の豆腐を持ち帰りました。祠までの道中、先日の落雷で大人二人でも抱えきれない程のスギの大木が地上5mくらいから真っ二つになっていました。幹の中心を十字に雷が流れ、自然の驚異をまざまざと見せつけられました。

文・写真 佐久間 絹江さん(滝原)